絶景!開運紀行 歴史を彩った偉人たち&神話の地をめぐる

絶景!開運紀行 歴史を彩った偉人たち&神話の地をめぐる

お知らせ

【放送日時】
2017年3月5日(日)よる9:00~10:54放送

番組概要

 はるかな時を越えて人々の思いを集める寺や神社。そして豊かな自然がはぐくんだ美しい風景。歴史に名を刻む人物たちも、信仰の心を持ち、国の平和と発展を祈り続けてきました。
各地に残される偉人たちゆかりの霊場は、今も多くの伝説に彩られながら崇敬と憧れを集めています。今回の「絶景!開運紀行」は、そんな彼らの足跡をたどりながら、日本の歴史の原点とも呼べる神話の舞台を訪れます。

 まずは、平安末期に活躍した武将・平清盛が造営した世界遺産・厳島神社へ。旅人は、片岡鶴太郎と田中美佐子。ご神体である宮島を傷つけないように海上に建てられたという厳島神社を、清盛はもともと別の島に建てることを計画していたとも伝わります。2人はその候補地となった島を探して、歴史ある港町・鞆の浦(とものうら)から仙酔島へと向かいます。

 続いて訪れたのは、弘法大師空海が修行の地として開いた高野山。音無美紀子と島田秀平が、巨大な空間に創られた立体の曼荼羅(まんだら)の世界や、空海の不滅伝説を象徴する儀式に出会います。
日本には、神々の伝説が残る場所も残されています。
音無、島田の2人は、熊野古道から自然信仰が息づく熊野へ。さらに、天孫降臨や天岩戸などの舞台となった九州・高千穂を目指して旅を続けます。
同じく神話の国として知られる出雲では、八百万(やおよろず)の神を迎える稲佐の浜から出雲大社へ。えびす信仰の総本山・美保神社など神々の息吹を感じる霊場も残されていました。

 そして、100年にわたって栄華を極めた奥州藤原氏ゆかりの平泉へ。藤原氏が地上の極楽浄土を夢見て建立した中尊寺金色堂を訪ねるのは村上弘明と田中美里。さらに盛岡には、「岩手」の名の由来だという伝説が残る、聖地がありました。

 クライマックスは、江戸幕府初代将軍、徳川家康をまつる日光東照宮へ。宍戸開と一路真輝は、日光に眠ることを遺言した家康に想いをめぐらせながら、霊峰・男体山がもたらす神秘的な光景に出会います。  歴史を彩った偉人たちゆかりの地と今も息づく神話の舞台をめぐり、そこに秘められた物語をひもといていきます。