中山エミリが行く!サハラ砂漠絶景の旅 モロッコ横断!奇跡の色彩紀行

中山エミリが行く!サハラ砂漠絶景の旅 モロッコ横断!奇跡の色彩紀行

番組概要

北アフリカの端に位置するモロッコ。日本から1万キロも離れているが、最近は女性誌などで次々と特集が組まれ、日本の女性たちの行きたい国の上位に挙げられている。その訳は、街中にあふれるさまざまな色!茶色い砂漠のイメージのモロッコだが、実は彩りにあふれた国なのだ。
今回、そんなモロッコを女優・中山エミリがスマートフォンで撮影しながら旅をする。色彩豊かな写真を通して、中山エミリが見たモロッコとは?


番組概要

【ピンク色の街・マラケシュ】

旅人・中山エミリが最初に訪れたのは、現地の言葉で「神の国」の意味を持つモロッコ中央部の都市・マラケシュ。この街全体がピンク色に輝く瞬間があるという。一体、それはいつなのか、そしてどんな絶景なのか? その秘密を探りに、世界最大ともいわれる市場(スーク)へ。およそ3000もの路地で形成された、まさに“迷宮”のような市場には、服や靴、バック、ランプなどさまざまなものを売る店が並び、ここでそろわないものはないという。中でも革製のスリッパ「バブーシュ」は、日本でも大人気で、デザインも豊富だ。
迷い込んだ路地で発見したのは、世界中の女性が憧れる美容油、「モロッコの宝石」と称されるアルガンオイル。モロッコでも一部の地域でしか採れない特別なオイルだ。そんなアルガンオイル店の店主が、ピンクの謎を解くヒントを教えてくれた。「ある場所へ行けばいい」という。その“ある場所”とは、マラケシュ街全体を見渡せるテラス。中山がたどり着いたのは夕暮れ時。そして…。街の家々の土壁が真っ赤な夕日を浴びた一瞬、マラケシュ全体がピンクに染まったのだ! 果たして、その絶景とは、どんなものだったのか?

【青の街・エッサウィラ】

次に向かったのは、地中海に面する港町・エッサウィラ。建物の壁が青に塗られ、海の青と建物の青が相まって、奇跡のような美しい街。「青の街」と呼ばれている。しかし一体、なぜ建物は青に統一されたのか…?
中山が出会ったアルガンオイルの工房で働く女性、アイーダさん。アルガンオイルは、ヤギをアルガンの木に登らせ、実や樹皮を食べさせた時に落ちた種を精製して作る方法があるという。ヤギが木に登る姿は、とても不思議な光景。ヤギでもかみ砕けないほど硬い種をアイーダさんは手作業で砕き、大変な労力をかけて滴を搾り出している。その一滴一滴は、大地が育む貴重な恵み。そして、アイーダさんが街全体の建物が青に塗られている秘密を教えてくれた。それは自然を愛する、この町の人々の思いにつながっているという。その思いとは?

【カスバ街道・黄金色の街】

モロッコ中央部、東西に走るカスバ街道を通って目指したのは世界最大の砂漠、サハラ砂漠。2000メートル級の山々が連なるアトラス山脈の峠道を抜け目の前に広がったのは、夕日で大地が黄金に染まる乾燥地帯。地下にはアトラス山脈の雪解け水が流れ込む水脈があるという。
中山はこの黄金色の大地で生活する人々と出会う。一家が暮らす家に招かれ、乾燥地で生き抜くために編み出された、水を使わない伝統料理「タジン鍋」をいただく。タジン鍋を囲む食卓は、色とりどりに飾られ、その美しい色も水と同じぐらい貴重な心のよりどころだという。
そして、ラクダに乗って到着した最終目的地のサハラ砂漠。広大な砂漠もまた、夕暮れ時は黄金色に染まる。光と砂が織りなす色彩…。日が傾くにつれて壮大なスケールで刻々と変化する自然の色に、中山は何を思ったのか。

■CAST
旅人中山エミリ
ナレーター武田 広