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動画公開のお知らせ

『BS朝日 日曜スクープ』放送内容を動画公開します。
生放送でお伝えするニュース解説を放送終了後、ネットで動画公開します。
もう一度、ご覧になりたい方、見逃してしまった方、是非ともご利用ください。



■『BS朝日 日曜スクープ』4月28日の放送内容は現在、公開中です。
米国が支援再開 ウクライナ”戦線立て直し”は? 最前線の兵士からは歓声も
昨年末から途絶えていた米国からのウクライナへの軍事支援が再開される見通しとなった。24日、約610億ドル(約9兆4000億円)規模の対ウクライナ追加軍事支援予算が成立した。バイデン大統領は、「ウクライナ東部の塹壕で歓声が沸き起こっているとの報告があった。兵士は下院の採決を見ながら、歓声を上げていた」と語った。
 
今回の予算成立の当日、バイデン米大統領は第一弾として、10億ドル(約1580億円)の兵器供給を承認した。対空ミサイル「スティンガー」、対戦車ミサイル「TOW」、対戦車ミサイル「ジャベリン」、歩兵戦闘車「ブラッドレー」、105ミリ、155ミリの砲弾などがウクライナに供給される。また、スナク英首相が23日にポーランドを訪問し、ウクライナに対して5億ポンド(約960億円)に及ぶ追加の軍事支援を約束した。1月に英国から実施された支援の合計は約30億ポンド(5880億円)に上る。英国からの支援には、巡航ミサイル「ストームシャドー」などのミサイル1600発、弾薬400万発が含まれ、過去最大規模の軍事装備品の供与となる。一方、ウクライナへの支援を協議する国際会議が26日、ドイツ西部のラムシュタイン米空軍基地で開かれ、会議に出席したゼレンスキー大統領は、「長距離兵器と防空システムが必要だ。2024年の年初以来、ロシア軍が9000発以上の誘導滑空爆弾を使用している」と報告した。
 
ウクライナ政府は24日、兵役の対象年齢にある男性国民に対し、パスポートの発給など領事サービスの提供を一時的に停止する規則を承認したと発表した。ロシアの侵攻により、軍の人員不足が深刻化する中、動員対象年齢の男性の帰国を促す思惑があると見られる。また、ウクライナは今月、動員に関する法改正を実施した。徴兵年齢を27歳から25歳に引き下げた。3年後に動員が解除される条項は削除された。
 
ロシアの情報機関「連邦保安庁」(FSB)は23日、イワノフ国防次官を収賄の容疑で逮捕した。イワノフ氏は、ショイグ国防相がモスクワ州知事時代からの側近の1人とされ、最も近い人物として知られていた。米コーネル大学のシルビ―准教授は、「次にショイグ国防相が突然、引退したりしても不思議ではない。権力者に降りかかる現実的な脅威だ」と今回の事件を分析する。FSBに近い関係は、「反逆罪は大スキャンダルなので、プーチン大統領は、国民には公には話したがらない。プーチン氏は、今回の事件が反逆罪であると確信して、イワノフ氏の逮捕命令を出した」と明らかにした。
 
★ゲスト:渡部悦和(元陸上自衛隊東部方面総監)、駒木明義(朝日新聞論説委員)
★アンカー:アンカー:末延吉正(ジャーナリスト/元テレビ朝日政治部長)
 
放送内容の動画はこちらからご覧いただけます。
⇒ テレ朝news
⇒ ANNnewsCH
(公開期間は放送から2週間です)

 
 
【衆院3補選】立憲が3戦全勝 岸田政権に激震 解散戦略は…
自民党の派閥による裏金事件が表面化してから、初の国政選挙を迎えた。衆院東京15区、島根1区、長崎3区の3選挙区の補欠選挙が28日、投開票が行われた。逆風下の自民党は東京15区と長崎3区で候補を見送り、不戦敗が確定していた。
 
東京15区補選は、公職選挙法違反で有罪が確定した柿沢未途・前法務副大臣の議員辞職に伴うもので、9人が出馬するなど乱立・混戦の様相を呈している。立憲民主党は前江東区議の酒井菜摘氏、日本維新の会は元会社員の金沢結衣氏を擁立、国民民主党と政治団体「ファーストの会」が、無所属で出馬した作家の乙武洋匡氏を推薦した。また、国政選挙で初陣となる日本保守党の新人で大学客員教授の飯山陽氏が出馬した。このほかに、参政党の新人で吉川里奈氏、無所属で元職の秋元司氏、無所属で元参院議員の須藤元気氏、諸派で新人の根本良輔氏、諸派で新人の福永活也氏が立候補している。
 
唯一の与野党対決となった島根1区補選は、自民党の細田博之前衆院議長の死去に伴い実施される。自民党新人で元財務官僚の錦織功政氏と立憲民主党で元衆院議員の亀井亜紀子氏による一騎打ちの構図となった。27日には岸田総理と立憲民主党の泉代表が現地入りするなど総力戦となり、双方が最後の訴えを行った。政治資金規正法違反事件で有罪が確定し、既に自民党を離党した谷川弥一氏の議員辞職を受けて行われる長崎3区は、立民の前衆院議員の山田勝彦氏と、維新の新人で学習塾経営の井上翔一朗氏による野党候補同士の争いとなったが、山田氏が選挙戦を制した。
 
岸田総理の側近として知られる自民党の木原誠二・幹事長代理は25日、党内の会合で、「今、自民党は非常に厳しい状況だ。政権交代が起こってもおかしくない状況にあると思う。仮に、(政権交代が)あっても、日本の政治は霞が関しっかりしているし、安定している」と述べた。裏金事件を端緒に、党勢が低迷する党の現状に危機感を示した。これに対して、立憲民主党の泉代表は26日、「これはいわゆる政権交代注意報みたいなものを自民党側から出して、まず自分たちの陣営を引き締める。そして、国民に何となく存在する政権交代の不安みたいなものを呼び起こさせるためではないか」と語った。
 
★ゲスト:久江雅彦(共同通信社編集委員兼論説委員)、宮原健太(ジャーナリスト/元毎日新聞記者)
★アンカー:末延吉正(ジャーナリスト/元テレビ朝日政治部長)
 
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(公開期間は放送から2週間です)

 


■『BS朝日 日曜スクープ』9月10日の放送内容は現在、公開中です。
【熊谷6人殺害国賠訴訟】上告理由書を提出“警察裁量”不当性の存否◆日曜スクープ◆
2015年に埼玉県熊谷市で男女6人が殺害された事件で、妻と娘2人の殺害は県警の近隣住民への注意喚起が不十分として、遺族の加藤裕希さん(50)が5日、最高裁判所に上告審として受理することを求める理由書を提出した。今年6月、加藤さんが県に約6400万円の損害賠償を求めた国家賠償請求は、控訴審で棄却されていた。最高裁で上告が受理されて審理の対象となるのは2022年の場合、1.3%の狭き門だった。
 
訴えによると、当時、埼玉県警は熊谷署から逃走中だったペルー国籍のナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン受刑者を、最初の殺人事件の「参考人」として全国に手配していた。ジョナタン受刑者の逃走については、加藤さんの事件が起きるまで、埼玉県警は明らかにしていなかった。1審のさいたま地裁は昨年4月、埼玉県警の情報提供に違法性はないとして、原告の訴えを棄却。昨年10月に始まった控訴審では1審と同様、事件の発生について予想可能かどうかという、警察が予め知り得る「予見可能性」、また、その「予見可能性」に基づく「結果回避義務」の存否が争点となったが、東京高裁は今年6月、危険の切迫性を認めながらも、重大事件が発生した初期段階で捜査の状況に応じて、地域住民にどの程度の情報を提供するかは警察の裁量に委ねられている」と判示し、控訴を棄却していた。
 
加藤さん側が提出した理由書によると、埼玉県警幹部は「屋外の通り魔事件であれば1件発生しただけで連続発生を想定すべきであり、屋内事件であれば2件続けて発生しない限り連続発生を想定できない」とする、いわゆる「1件2件論」を主張する。しかし、加藤さん側は「1件2件論」は警察庁が否定しており、また、裁判例や法律文献もなく、その主張の信用性を吟味することなく、埼玉県警幹部の証言を鵜呑みにした控訴審の判決理由に不備があると訴えている。今回の理由書の提出を受けて、加藤さんは「どうにか公正な判断を司法に求めて、勝訴に向けて頑張っていければとは思います」と現在の心境を語った。
 
▽埼玉・熊谷6人殺害事件
2015年9月に、住宅3軒で男女6人が殺害された事件。強盗殺人などの罪に問われたナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン受刑者は2018年3月、1審・さいたま地裁で死刑判決。東京高裁は19年12月、心神耗弱を理由に1審判決を破棄、無期懲役を言い渡した。検察側は上告を見送った。最高裁が20年9月、無罪を主張する弁護側の上告を棄却、無期懲役の高裁判決が確定した。
 

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■『BS朝日 日曜スクープ』8月13日の放送内容は現在、公開中です。
【玉本英子ルポ破壊された街】砲撃の連続で“民間人犠牲”戦禍の現実◆日曜スクープ◆
遠方から砲声が鳴り響き、砲弾が降り注ぐ街で、殺戮と破壊の連鎖が続く。ジャーナリスト・玉本英子氏(アジアプレス)は、今年5月初旬にウクライナに入った。ザポリージャ州南部の戦闘地域から約7キロ離れたオリヒウ市内は、ロシア軍による砲撃と大型爆弾の投下で、住宅や学校などが無残に破壊されていた。約9割の住民が避難で街を離れたが、約200人が避難する学校を取材した玉本氏は、戦争の理不尽に耐えながら生活を余儀なくされる住民の苦難を目撃する。玉本氏が取材した翌月、ウクライナ軍は、このオリヒウを拠点に、大規模反転攻勢に着手した。また、昨年8月、玉本氏は南部ヘルソン州での取材で、ウクライナ軍の隊長と出会った。だが、今回の取材中、玉本氏に悲報が届く。激戦地バフムトに転戦した隊長は、塹壕で砲弾を受け亡くなった。ジャーナリスト・玉本英子氏は今回の取材を通じて、戦禍の日常と現実にどう向き合ったのか。ロシアの侵略により、市民が受けた痛苦と不条理を伝える。
 
★ゲスト:玉本英子(ジャーナリスト/アジアプレス)
★アンカー:杉田弘毅(共同通信社特別編集委員)
 
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【ウクライナ玉本英子ルポ①】南部“最前線の街”激化するロシア砲撃◆日曜スクープ◆
ジャーナリストの玉本英子氏(アジアプレス所属)が戦禍のウクライナを現地取材。南部ザポリージャ州のオリヒウでは今年5月、ロシア軍による砲撃が絶え間なく続いていた。戦闘地域から7キロの“最前線の街”だ。取材の翌月には、ウクライナ軍がこのオリヒウを拠点に、反転攻勢に着手している。玉本氏が取材した時点でも、学校や住宅など、至るところに砲撃の跡があり、高齢者ら、避難できなかった住民が、数少ない残った建物に身を寄せていた。そこで住民たちが祈っていたことは…。さらに玉本氏は、複数のウクライナ軍の検問所を通過し、戦闘地域により近いマラ・トクマチカにも向かった。
 
★ゲスト:玉本英子(ジャーナリスト/アジアプレス)
★アンカー:杉田弘毅(共同通信社特別編集委員)
 
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【ウクライナ玉本英子ルポ②】ヘルソン州“奪還”後も苦難…庭に砲弾◆日曜スクープ◆
ジャーナリストの玉本英子氏(アジアプレス所属)が戦禍のウクライナを現地取材。ヘルソン州のドニプロ川西岸からロシア軍が撤退したのは去年11月。玉本氏は今年5月にヘルソン市内を訪れたが、ロシア軍からの砲撃が続き、市内の人影は少ない。玉本氏は、ロシア軍撤退前の去年8月、ヘルソン市郊外の集落を取材しており、今年6月に再訪すると、避難していた住民の一部が帰還していた。しかし、庭先には砲弾が残り、電気や水道などのインフラも復旧はこれからだ。さらに、取材中の玉本氏に悲報が届いた。去年8月の取材を受け入れたウクライナ軍の隊長が激戦地バフムトに転戦し、戦死したのだ…。
 
★ゲスト:玉本英子(ジャーナリスト/アジアプレス)
★アンカー:杉田弘毅(共同通信社特別編集委員)
 
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【ウクライナ玉本英子ルポ③】集合住宅まで崩壊…起きなかった奇跡◆日曜スクープ◆
ジャーナリストの玉本英子氏(アジアプレス所属)が戦禍のウクライナを現地取材。ウクライナ中部の都市ウマニは今年4月末、集合住宅がロシア軍のミサイル攻撃を受けて崩落した。午前4時の攻撃で、子ども6人を含む23人が命を奪われている。その翌月、玉本氏が現地を訪れると、犠牲者23人の写真が掲げられ、多くの子どもたちが友達の写真を見つめていた。6階に住んでいたヘレナさん(53)は、娘夫婦と暮らしていたと言う。ヘレナさんは、別の部屋で寝ていた娘夫婦の無事を祈り、奇跡を願ったのだが…。
 
★ゲスト:玉本英子(ジャーナリスト/アジアプレス)
★アンカー:杉田弘毅(共同通信社特別編集委員)
 
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