京都・パリ 匠と芸術の物語 ~カルティエがつなぐ2つの都~

京都・パリ 匠と芸術の物語 ~カルティエがつなぐ2つの都~

お知らせ

【放送日時】
2015年7月25日(土) 午前 11:00 ~ 11:30放送

番組概要

姉妹都市でもある京都とパリ。この2つの都には共通点があります。
それは伝統を大切にしていること。そして、それとは反対のようですが革新的であること。

「伝統」先人たちが残してくれた「歴史」を踏襲する。それを長く続けることによって信頼を手にいれる。
「革新」伝統だけに頼ることなく、先人たちを超えるモノを作り上げる。
京都とパリは常に「伝統と革新」という哲学をもつ優れた匠を育ててきました。

2015年6月、この2つの都をつなぐ画期的な催しがひらかれました。
1847年創業のパリのメゾン・カルティエが、400点を超えるハイジュエリーコレクションを一同に集める国際的受注イベントを京都国立博物館で開催したのです。「王の宝石商・宝石商の王」と称されるカルティエのジュエリーが美術品としても価値が高いということに京都国立博物館が賛同して実現したのです。

「今日のクリエイションが、明日の宝になる」カルティエのものづくりの信念を表すことばです。
それはここ日本の京都の匠たちの哲学でもあります。

一生に一度しか使わない、しかし代々引き継いで使ってもらえる漆器を350年以上に渡って作り続けてきた京漆器・象彦。その商品もまた芸術作品といえます。
1847年創業の金平糖専門店、緑寿庵清水。砂糖でできた宝石のような金平糖づくり一筋、伝統を守りながら常に新しいことへ挑戦しつづけています。

パリ、そして京都。この2つの都の匠と芸術の物語を、現在、京都在住の女優 本上まなみがナビゲートします。